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【粗面でも測定可能!】未研磨金属面をオートコリメータで測定する方法とは?

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今回は「金属などの未研磨面の角度測定」をオートコリメータで実現する
方法についてのご紹介です。

通常、未研磨の金属面ではレーザ光が散乱してしまうため、オートコリメータ
による正確な測定が困難です。

しかし、ある簡単な工夫を加えることで、この問題を解決できます。

その方法とは、

カバーガラスなどの薄くて軽量なガラス板を水やオイルなどを片面に吹き付けて、
金属面に「水張り」することで、光学的に平坦な測定面を形成する方法です。

これにより、レーザ光が散乱せず、安定した反射面を確保できるため、
未研磨の金属面でもレーザオートコリメータによる高精度な測定が
可能になります。

特別な設備を必要とせず、簡単な方法で測定精度を向上できるこの手法、
ぜひお試しください。

いままであきらめていた金属面での測定をもう一度試してみたいという
お客様、ガラス板と超小型チルトセンサのデモ機をご用意しておりますので、
ご連絡お待ちしております。

超小型チルトセンサ

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