開発の背景
開口部が狭く、光路長が長いスマートフォンのカメラモジュールアクチュエータを測定できないか?そんなお客様のご要望から開発いたしました。
従来の変位チルトセンサでは、射出ビームの角度が浅いため、開口部が狭く光路長が長い対象物が測定できませんでしたので、当社は射出ビームの角度を深くした製品を開発しこの問題を解決いたしました。
特長
1. 奥まった箇所にある対象物の測定が可能
2. 高速測定(10K サンプリング)
3. アナログ(±5V)測定データ出力
製品情報
項目 | 挟角変位チルトセンサ | |
型式 | VH-1200 | |
測定対象物 | 光学平面(反射率80%以上推奨) | |
ワーキングディスタンス | 90±0.5mm | |
測定項目 | チルト(θX,θY) | 変位(Z) |
測定範囲 | ±60分※ | ±1.5mm |
光源 | 660±10nm | |
ビーム径 | φ0.3mm | |
サンプリング | 10,000回/秒 | |
外形寸法(突起部除く) | W110 D150 H56mm |
※円形範囲